TOPICS(札幌)
創業は1954年。現在の場所には1964年に移転し、昨年11月に全面改装して角打ちメインのスタイルに。3代目である千田孝広さんと奥様が二人で切り盛りしている。角打ちコーナーで飲める日本酒は50種以上。ココでしか飲めない酒も多数。酒が進むアテは200円~
地下鉄白石駅から徒歩10分、閑静な住宅街にある“CHIDA”と書かれたこちらのお店。一見昔ながらの商店のような店構えですが、中に入ると・・・
想像していたお店とは全く違う、洗練された佇まいで、奥の棚や冷蔵庫にはぎっしり日本酒が陳列されていました。
実は2024年11月に今のスタイルにリニューアル。その際に、角打ちがメインといっても過言ではない造りにしたそうです。
カウンターの他に窓際にもテーブル席が並んでいて、かなり広めのスペース。
『以前のお店も角打ちをやってはいたのですが、どちらかというと常連の知っている方のみが利用していたような雰囲気だったのです。
お酒はまず飲んでみてもらわないと買ってもらえない。もっと多くの、特に若い層の方にも日本酒の美味しさ・楽しさを広めたいという想いでリニューアルしました。』
そんな千田さんの想いはしっかり伝わったようで、現在は2、30代の女性のお一人様も増えたそうです。『気が付いたら、お一人で来られていたお客様同士で仲良くなって盛り上がっていることもよくありますよ』住宅街の酒屋の角打ちとして、めちゃくちゃ理想的な光景ですよね♪
店内には、販売用の冷蔵庫の他に、角打ち用の冷蔵庫があり、常時50種ほどは用意されているそうです。価格が60㏄250円~というのも嬉しい!!
そしてそして、フレッシュな状態で味わえる『ケグ』の日本酒も2種類用意されていました!ちなみにケグは1杯500円。
ということで早速、他ではあまりお目にかかれない、新潟の酒“山間”のケグと、鮮にしんくんせい醤油漬けを頂きました。
一口飲んで『くぅぅ、うまいっ!』と声に出てしまいました(笑)
そして鮮にしんくんせい醤油漬け食べる・・・無限ループの始まりです!!
おつまみは、自分たちが美味しいと思ったものだけを提供しているそう。ちなみにこちらは氷下魚チップ。間違いなく日本酒が進むキケンなつまみ!!
過去に3回お替りした方もいらっしゃたそうです(笑)
定番のおつまみはこんな感じ。平均300円と、こちらもお手頃価格!そして日本酒以外のアルコールやノンアルドリンクも揃っているのです。
これは、日本酒初心者でも足を運びやすいですよね!
ちなみにこちらは、道産のハスカップを発酵して造られているSUNOMOソーダ。
千田商店さんの角打ちは店舗の営業時間と同じく10:00からやっているので、カフェ感覚で利用も出来ちゃいます!
話しを戻しますが、日本酒はご自身で冷蔵庫から気になったものをカウンターに預け、その都度お支払いする仕組み。50種類もあると迷ってしまうと思いますが、そんなときは気軽に千田さんに相談してみてください^^
写真は3代目の千田さんと、奥様の木綿子さん。いつもお二人が接客してくださいます。
木綿子さんは結婚前までは日本酒はあまり飲まなかったそうですが、今やすっかりトリコとのこと。それはもう、千田さんの日本酒愛と奥様への愛情の賜物ですよね(笑)
アクセス | 札幌市白石区本郷通2丁目南3-10 |
地下鉄白石駅より徒歩10分 | |
電話 | 011-861-2709 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
定休日 | 木曜 |
その他 | 禁煙/カード、二次元コード決済可/日本酒60㏄250円~ |
お店の公式サイト | https://chidasyouten.com/ |