TOPICS(女満別)

オイスターアイランド北海道 牡蠣の旅1

オイスターアイランド?北海道牡蠣の旅1

オイスターアイランド北海道

皆さま、牡蠣はお好きでしょうか?
もし皆さまが牡蠣好きならば、北海道が産地や四季を通して一年中牡蠣が楽しめるオイスターアイランドという事をご存じかも。生産量は4,200tで全国6位。2.5%程のシェアですが、全国でも珍しく年中牡蠣を楽しめるのがここ北海道の魅力です。

北海道の牡蠣の産地

春は雪解け水の養分をたっぷり含んだ旨味とキレを、夏は濃厚クリーミー、秋は水温とプランクトン量のバランスが瞬間的に驚くほど牡蠣を甘くし、冬はバランスがとれた牡蠣が楽しめます。
産地は通年出荷している道東の厚岸町を始め、12月~4月は流氷の養分で育つオホーツクサロマ湖、6~7月末までは道央や道南の夏牡蠣。奥尻島では北海道で唯一岩ガキが楽しめ、牡蠣と季節を追って北海道を巡るのが私の楽しみです。

牡蠣活動家 坪井 亜樹(つぼい あき)

この隠れたオイスターアイランドの魅力をお届けするのは、わたくし牡蠣活動家。生まれは極寒焼き肉の北見市。目の前にはサロマ牡蠣。幼少から牡蠣を戴いては炭焼き牡蠣パーティが日常でして、気づけば牡蠣を求めて世界中を巡り、その情報や、漁師や産地と消費者交流イベントなどを企画。牡蠣島弁天神社大祭や、余市牡蠣をプロデュースし、牡蠣を媒体としたさまざまな活動に参加しております。

幻の牡蠣「湧別サロマ湖産氷下牡蠣」

そんな私がお伝えする1回目。まさにこの時期しか出会えない幻の牡蠣「湧別サロマ湖産氷下牡蠣」をご紹介します。牡蠣の旨味は豊富なアミノ酸。それを増幅させるのがグリコーゲンならば、低温であればあるほど豊富に生成され、極寒のオホーツク海が流氷と共に運ぶ養分と、雪解け水が運ぶ大地の養分は、甘みの余韻がいつまでも続くとても印象的な牡蠣を育てます。
特筆すべきはその収穫方法。年明けから凍るサロマ湖の氷の厚さは50㎝を超え、湖面をスノーモービルで移動しチェーンソーで氷を切り開き、専用の機械で養殖ロープについた牡蠣を引き上げます。この時の体感温度は-30℃超。揚げた牡蠣も漁師も凍る前に作業を終えて引き返さなければなりません。

その美味しさに漁師が恋をしたCOYSTER(コイスター)

氷下漁とは、凍った湖の下に網を入れて行う漁ですが、主な産地の道東でも通常は「氷下魚」“コマイ“漁を指し、牡蠣漁を行うのはサロマ湖と根室の温根沼、世界でもカナダの一部です。

地元でコタロウと呼ばれる殻付き1年牡蠣は漁期が短く幻の牡蠣ですが、厳選したコタロウを剥き身にし、その美味しさに漁師が恋をしたCOYSTER(コイスター)は湧別漁業協同組合「湧鮮館」販売されているのでぜひお試しを。
丘珠空港から女満別空港へHACで45分。レンタカーで1時間30分の道のりは道東を満喫するには十分すぎる旅になるはずです!

ご予約・空席照会はこちら