大自然に囲まれた秋田県では、自然のなかで楽しめるアクティビティが近年どんどん充実してきています。水深423.4mと深さ日本一を誇る田沢湖では、湖畔の春山地区から遊覧船が就航するほか、夏はカヌーやSUP、駒ケ岳でのトレッキング、冬にはスノートレッキングやバックカントリースキーなど季節ごとにさまざまなアクティビティメニューが体験できます。
秋田県内にはさまざまな温泉があり、中でも、旅行雑誌の行ってみたい温泉ランキングで常に上位に入る「乳頭温泉郷」は、十和田八幡平国立公園 乳頭山の山麓にある古くから湯治場の雰囲気を残す7つの温泉として有名です。それぞれが独自の泉源・泉質を持っており、湯めぐり帖を購入すると7つとも入浴可能です。七湯めぐりは万病に効くと言われています。
国の天然記念物に指定されている秋田犬は、世界中にファンがいるほど大人気です。秋田県内では、秋田市の「秋田犬ステーション」をはじめ、さまざまな施設で見学やふれあい体験が可能です。大きな身体とピンとした耳、くるりと巻いた大きなふわふわの尻尾。秋田犬とふれあうことで、身も心も癒されることまちがいなし。
東北の中でも桜の名所として知られている角館では、武家屋敷の黒塀とのコントラストが美しいシダレザクラと、付近の桧木内川堤2kmにわたって桜のトンネルをつくるソメイヨシノの圧巻の景色を楽しめます。
お寺の副住職の方により15年におよぶ歳月を費やし、大事に育てられたアジサイは、6月上旬~7月上旬頃に見頃になり、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景公式WEBサイト2017年国内ベスト絶景」第1位を獲得した絶景を堪能できます。
東北三大祭りのひとつで、高さ12m、重さ50kgもある巨大な竿燈を差し手たちが手や額、肩や腰などに乗せて自在に操る妙技を競います。光の稲穂が、秋田の夏を華麗に彩ります。
全国から選抜された一流の花火師たちが日本一の座を目指し、技を競い合う花火大会で、大迫力の音と夜空を華やかに彩る光の芸術を堪能できます。
秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線)は、秋田の内陸部を縦断する94.2kmのローカル線で、初夏から初秋の風物詩である沿線の田んぼアートは、秋田犬や地元のお祭りなどの絵柄が数か所で作られており、7月~9月上旬が見頃です。
抱返り渓谷は、紅葉の名所で「東北の耶馬渓」とも呼ばれており、気軽に散策が楽しめます。「神の岩橋」からの眺望は絶景で、紅葉祭の期間中は各種イベントも盛りだくさんです。
神事「柴灯祭り」と民俗行事である「なまはげ」を組み合わせた、冬の観光行事で、真山神社境内に炊き上げられた柴灯のもとで、なまはげが勇壮に舞う姿は迫力満点です。
「かまくら」と呼ばれる雪室の中に水神様を祀り、その中で火鉢を囲み、訪れた人に焼いたお餅や甘酒を振る舞います。夜の闇に浮かび上がるかまくらの姿はとても幻想的です。